美しく仕上げる接着剤スプレー塗装 専用の器具を使い、塗料を霧状・粒状にしながら吹き付けて接着剤を塗装します。現在では接着剤塗装をしている企業は少なく、自動車部品製造業様の重要なビジネスパートナーとして事業の幅を広げています。 またロット単位で入荷しており、在庫をストックさせている為、急なご依頼にもすばやく塗装し、製品をお届けすることが可能です。
特徴 ひとつひとつ丁寧に、 光る職人技 金属・プラスチック問わず当社の塗装工が製品をむらなく綺麗に仕上げていきます。細かいマスキングもひとつひとつを丁寧に手作業で行います。 当社ではスプレーでの吹き付け塗装とドブ漬けによる浸漬塗装を製品によって使い分け、それぞれの製品に合った工法で仕上げています。
塗装の流れ 塗装 ― 第5工場 1.ブラスト / エアーブラスト エアーブラスト、ブラストで金具についた汚れを落とします。 エアーブラストは空気の力で、ブラストは鉄粉で汚れを除去します。製品によってブラスト機を使い分けしています。 2.水系洗浄機 水系洗浄機で更に汚れを落とします。ここで汚れが落ちきっていないと塗装に影響が出てくるため、入念にチェックします。洗浄後、同機械で乾燥も行い完了したら指定された場所へ保管します。 各品番ごとに仕分け、ミスのないよう心がけています。 3.塗装 塗装ブースへ運び、塗装を行います。溶剤は下塗り用と上塗り用で2種類あります。 下塗り塗装完了後、工程切替えを行い作業を行っています。 塗装 ― 第一工場 〈吹き付け塗装〉 1.下準備 金具を台にセットします。 仕上がりを均一にする為に向きを揃えて丁寧に配置します。塗料がついてはいけない部分にはマスキングをします。 2.塗装 塗装する金具を塗装ブースへ移すためコンベア式のレーンに乗せます。下塗りの塗料と上塗りの塗料の2種類を使用するので、レーンを一周した製品はもう一度レーンを通ります。 2回目の塗装が終わると完成品置き場へ流れる仕組みになっています。 塗装 ― 第一工場 〈ドブ漬け塗装〉 1.塗装 主に細かい金具のときにドブ漬け塗装を行います。専用の丸かごに製品を入れ塗料に漬けます。吹き付け塗装同様2種類塗料があり、2度塗りします。 乾いたら製品同士がくっついていないか確認しながらほぐしていきます。 2.選別機 塗装後の製品を選別機にかけます。 ここでは製品1つ分の高さの隙間を設けた仕切りがあり、そこを通過した製品のみが良品として出荷されます。 同時に目視での確認も行っています。 ジョイント癖付け ― 第一工場 1.下準備 製品を台に並べひとつずつ治具で固定していきます。 2.くせ付け 加熱処理によって製品の形状を作ります。 3.仕上がりチェック 取り出した製品が規定どおりの癖付けが出来ているのかひとつひとつチェックしていきます。